2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

命を懸けたこんな劇画が持てはやされるのも、所得格差のしわ寄せをまともに受けている貧富の差が反映している時代だから…カナ???

1月に紹介する2本目は、福本伸行のベストセラーコミックを原作にした劇場版シリーズの、第1作『カイジ 人生逆転ゲーム』、第2作の『カイジ2 人生奪回ゲーム』に続く第3弾の『カイジ ファイナルゲーム』(2019年公開、佐藤東弥監督、徳永友一脚本)でした。…

長渕剛は、果たして何のテーマ、どんなの映画を描きたくて『太陽の家』を制作したのかな…と、映画を見乍らチョットした違和感と不思議な疑問を持ちました。

1月に紹介する邦画は、一匹狼のヤクザを主役とした長渕剛主演のドラマ『とんぼ』(1988年、柳井満プロデューサー、黒土三男脚本)、『英二』(1999年、川上一夫プロデュース、黒土三男監督&脚本)以来久々の、長渕剛主演の映画『太陽の家』(201…

家族全員が富豪の家庭に足を踏み入れ、豪邸を家族が乗っ取ることになった、ある意味犯罪映画でもあり、笑いを誘うバラエティーの味もある韓国映画『パラサイト 半地下の家族/ PARASITE』でした。

道路よりも低い半地下のモグラの様な住宅に住む4人家族の貧しいキム一家は、父親のキム(ソン・ガンホ)も、ソウル大学に何度も落ちた長男のギウ(チェ・ウシク)も、偽造書類偽証書を作成するのが得意な妹のギジョン(パク・ソダム)も、全員失業中で、日々の食…