剛田飛鳥の3人の恋愛相手とのキスと抱擁は、大人のラブコメディーらしい笑いとエッチなストーリでした。TVドラマならば本当は深夜にクスーと笑い、TVを消してぐっすり眠る60分のドラマなのだが…ネ。


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鈴木おさむ監督吉田羊、吉田鋼太郎大久保佳代子らが演じるラブコメディー映画ラブ×ドック・・・この映画をもう見た?まだ見ていないの?

5月の2本目に取り上げる作品はー。放送作家鈴木おさむが映画監督の初デビュー作、吉田羊がパティシエの剛田飛鳥役として、これも初の映画主演らしい、TVならば深夜23時に放送されるようなチョッピリエッチなラブコメディー映画『ラブ×ドック』(2017年、鈴木おさむ監督&脚本)でした。

飛鳥が恋する相手は、独立前に務めていた大手パティシエオーナー・淡井淳治(吉田鋼太郎)とのドロドロの不倫恋愛、高校・大学と長い間友人関係だった細谷千草役(大久保佳代子)が密かに思いを寄せるトレーニングジムトレーナーの野村俊介(玉木)との片思い相手、けれど千草の恋愛を横からかすめ取った略奪恋愛だった・・・、巣鴨に独立して店を構えるオーナーになってからは、店で働く一回り以上も若い年下のパティシエ・花田聖矢(野村周平)から恋を告白されるなど、35歳を過ぎてからの複雑なハートブレイクと悲嘆な恋愛を思い返すストーリでした。

観賞した後で一番浮かんだ感想は、ナント吉田羊という女優は芸達者なのだろうか…でした。売れない下積みの間が長かったですが、こんな映画やCMばかり出演するのは勿体ないですよ…!!!却って安っぽく見えてしまいます。お金のために、或は知名度を挙げようと、或はナントか売り出そうと思って…ポルノ映画に出演するようなものですーヨ。

35~41歳の間の盛んな失恋経験の波乱の後、剛田飛鳥は、遺伝子検査で恋にまつわることがすべてわかるというインチキ恋愛診療所を訪れる。この診察所の偽医師冬木玲子(広末涼子)の診察とエピソードの挿入がいかにも「ラブドック」を120分の映画らしい長尺にしていますーネ。飛鳥の3人の恋愛相手とのキスと抱擁は、大人のラブコメディーらしい笑いとエッチなストーリで、TVドラマならば本当は深夜にクスーと笑い、TVを消してぐっすり眠る60分のドラマなのだが…いやむしろ敢えて映画にしなくてもチョット抱腹絶倒して、中高年のエッチをクスグル60分のTVドラマで十分でないのかな…と思いました。私も時間潰しに見た映画なのですが、大人の娯楽映画の価値しかないよーナ!!!