今年もハリウッドのアカデミー賞にあるような«長編ドキュメンタリー賞»は誕生しなかったです。いつ保守的な映画界の体質が変わのかな???


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第42回日本アカデミー賞の授賞式が3月1日に開催されました。是枝裕和監督の『万引き家族』が作品、監督、主演女優(安藤サクラさん)など8部門で最優秀賞に輝いた。その他の最優秀賞は、主演男優に役所広司(『孤狼の血』)、助演男優に松坂桃李(『孤狼の血』)、昨年9月に亡くなった樹木希林がこの作品で最優秀助演女優賞に輝いた。外国作品賞では『ボヘミアン・ラプソディ』でした。

今年も期待していた日本アカデミー賞に新しいトロフィー、ハリウッドのアカデミー賞にあるような«長編ドキュメンタリー賞»は誕生しなかったです。日本がいくら映画後進国とは言え、いつ保守的な映画界の体質が変わるのかな…???私は是非、原一男監督が大阪・泉南アスベスト工場の元労働者らが国を相手に起こした裁判と訴訟を記録したドキュメンタリー作品。『ニッポン国VS泉南石綿』(2018年公開日)にこの賞を与えたかったな…。

ハリウッドのアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞は『Free Solo』が獲得しました。アレックス・オノルド主演のドキュメンタリー映画『Free Solo』(ジミー・チンエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ。監督)は、アメリカ・ヨセミテにある断崖絶壁«エル・キャピタン»を命綱なしで踏破した男エルキャピタン・Freeriderを追いかけた山ドキュメンタリー作品でした。アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞で話題になったのは、日本のイルカ漁を題材にした『ザ・コーヴ』でした。歴代の受賞作品の履歴を見ると興味津々の映画が多いです。映画館で上映してもらえませんかーネ。

TVではドキュメンタリーが盛んで、すぐれた作品が制作されています。TV関係の一人、佐古忠彦監督が制作し映画館で上映されていたので、私も渋谷で観賞してこの映画ブログでも紹介した沖縄の政治家『米軍がもっとも恐れた男 その名はカメジロー』(佐古忠彦監督、2017年公開)がありました。数は少ないデスが、日本アカデミー賞に最優秀賞が設置されればもっと盛んになりますーヨネ。

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