携帯を使ったサイバーミステリーと、幼児の頃の母親からのネグレクトがトラウマになった異常犯罪者のサイコミステリーを結び付けた作品である。

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中田秀夫監督北川景子田中圭演じるマホを落としただけなのに・・・シネマ・コメンテータの流石埜魚水です。この映画をもう見た?まだ見ていないの?
漸く11月公開の映画のコメントを掲載することができました。11月の1本目は、
派遣社員・稲葉麻美(北川景子)の恋人・富田誠(田中圭)が、タクシーの座席にスマートフォンを落としてしまう。それを拾った謎のパソコンオタクは、富田の携帯を拾ったと連絡して麻美を欺いて喫茶店に呼び出し、ある時はセキュリティ会社社員(成田凌)を装って麻美に近づき、ある時には、この写真のように彼女の善意の協力者として対面し、仕舞には彼女を誘拐して静岡の潰れた遊園地の地下に拘束して惨殺しようとする。

サイバー犯罪者に拾われ、情報とプライバシーを乗っ取られた富田は、その携帯に入っていた住所録や携帯写真もすべての個人情報がコピーされ、恋人の麻美の個人情報も盗まれる。ある日麻美に相手先不明のストーカの男から携帯コールが鳴り、買ったこともない商品のクレジットカードの請求が届き、SNSにプライバシーを暴露するような写真が何者かによて掲載され、不自然な事件が頻発し始めた…。

富田と麻美周辺で起こる携帯のトラブルと並行して、ある山中で若い女性の遺体が次々と発見される猟奇殺人事件が起こっていた。すべての遺体には、いずれも長い黒髪が切り取られている共通点があった。3本目は、サイコ&サイバーミステリー映画『マホを落としただけなのに (2018年、中田秀夫監督、志駕晃原作)でした。

現在では子供でも大人でも誰でも日常的な道具として持っている携帯を使った、明日わが身に襲い掛かるかも知れない恐ろしいサイバーミステリーと、幼児の頃に母親から受けたネグレクトがトラウマになって、髪の長い女を次々と誘拐して殺して地中に埋める連続殺人と言う異常犯罪者のサイコミステリーを結び付けた作品であることが、この映画を面白くしているのでしょう…。

ただねー、いつも「Dlife」でアメリカのTVドラマ『クリミナルマインド』を見ている私には、アメリカの異常犯罪のスト―リに転がっている月並みなサイコ犯罪のように思えました。恐らくアメリカのtvドラマは、邦画の映画の一歩先を行ってるのです。私には多発する、病んだ他民族社会アメリカのサイコ犯罪者の手口のように映りました。インターネットの«GYAO»に収録されている「DLIFE」を見たことありますか…?こんなストーリがたくさん収録されています。是非、暇な時にネットで下記サイトを開いてみてください。