私も映画の父・東昇平のように70歳に近くなりまして、この映画を見終わった後で老いて「死」がだんだん近づき、脳梗塞や心筋梗塞の病気で倒れ、痴呆症で自分が判らなくなった末に死ぬのが怖くなりました。

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6月の1本目に紹介する邦画は、認知症の影響で徐々に記憶を失っていく70歳の父・東昇平(山崎努)と、彼と向き合う家族…、厳格な学校の校長をしていた夫と共に連れ添ってきた妻・東曜子(松原智恵子)と、夫・蒲田享と共にアメリカ生活している長女の麻里(竹内結子)と、ワゴン車でカレーライスなどの軽食を販売をしている次女の芙美(蒼井優)たちが、進行する認知症の老いた父を見守る家族ドラマ『長いお別れ』(2019年公開、 中野量太監督)でした。

家族映画は山田洋次の得意テーマでしたが、山田洋次には描けない中野量太監督の家族映画でした。いやむしろ、高齢化社会の今の日本を映画化した中野量太の新しい家族映画と言ってもいいです。

私も丁度先日5月30日に誕生日を迎えて、映画の父・東昇平の70歳に近くなりまして、この映画を見終わった後で老いて「死」がだんだん近づき、脳梗塞心筋梗塞の病気で倒れ、痴呆症で自分が判らなくなった末に死ぬのが怖くなりました。

昨今男も女も独身の人が多いですーネ、一人の方が自由なことができていいデス("^ω^)・・・なんて言ってますが、私は結婚して子どもを育てて、やがて家族に囲まれて老いていく生涯の方が、生きた満足感を味わえるとつくづく思います。私は何処がのバカ議員のように「子供を3人作るようにー」などとは言いませんが、一生独身でいると、家族団欒の「暖かさ」も幼児から小学校中学校と子供の成長を見守り子育ての楽しみも味わえずに、人生を半分しか生きられないような気がします。

寧ろ、給与が安くってとても夫婦の生活と子供を育てる余裕がない、多くの独身の貧しい生活水準を、日本の崩壊と危機と感じます。そもそも総理大臣が子供もなく夫婦で政治遊びをしているのだから、独身生活を強いられている日本のブアーな若者や年金の少ない中高年の生活苦は想像できないだろうーナ…!!!